研究会のあとでふと思う。

http://www.arsvi.com/o/s28.htm#02

の研究会がおわる。今回はどうもわたしの専門ではない部分があったので、どの程度議論についていけたのだが、自分でも「・・・」である。

 テーマの中身にはともかく、私のやっていることの基本を確認できた。

 要は、権力の作用、その中での拘束状態におかれた主体とは?、さらには、そのなかで「個」はいかにして生き方をみいだしていくかである。

少々我田引水的に自分に議論をひきつけているのだが、

やはり人類学と社会学は、権力、主体、個、集団、社会関係等々の範疇、作用、暴走と露骨に向き合ってなんぼだと思った。

 いま大学業界は嵐である。おそらく、最大の「難事」であろう。
しかし、難事のなかで露骨に表出される人間の汚さや葛藤と向き合うのもまた人類学・社会学者の仕事なのである。

 学者は自分の業績を上げることを考えながら、自分よりも「できる」人間を妬みながら、この難事を分析する必要があると、ふと思う。

でも、妬むのはかっこう悪いからやめてたほうがいいよ。

自分も含めていろんな人に言いたいw。