京都人列伝かな・・・。

最近読んだ本 元ザ・タイガーズの瞳みのるさんの本。
タイガーズは そりゃ 1974年生まれのぼくは知らん。
かつはGSブームという60年代後半のバンドブームみたいなのがあったらしいとしか聞いていない。

 ただ、ぼくはこどものころ沢田研二のモノマネをよくしていたらしい。
 確かに 勝手にしやがれ は好きだし。
危険なふたり も好きである。
岸部一徳の演技もなかなかだと思う。

 また、時代はぜーんぜん違うのだけど、京都のバンドが日本のスーパースターなったというには親近感がある。

その リーダー格だった瞳みのるは タイガーズを解散後
芸能界から完全に足を洗って、高校復学⇒大学進学⇒大学院⇒漢文の教師と研究 というふうに大転身したらしい。
 あまり勉強をがんがんするタイプでもなかった人が大転身した。京都の地名がでてきて知っている学校名や 店の名前がでていて、ぜんぜん昔な感じがしなかった。京都は意外と変わっていないかも。

 その人が40年ぶりに 沢田研二岸部一徳などかつてのメンバーが想いをこめてつくった「ロンググッパイ」という曲に答える形で、復活した。

40年である。なんとも 長い話だと思ったが、同業者といえば同業者の大先輩で、京都つながりということでなんとなくの親近感を感じながら読めた本である。
まあたまにははやり本もね。